私は「このままで一生会社員として働いていくのかな…?」
30歳を過ぎたころ、ふとそう思った自分に驚きました。
ちゃんと働いてるし、生活にも困ってない。でも、心がまったくワクワクしない日々。
淡々と繰り返す日々。そんな時久しぶりにネイルをしたときに、なぜか胸がギュッと締めつけられて、「あ、私これ、好きだったんだ」「自分にしかできない仕事がしたいって転職繰り返してた・・・」そう思っていたんだと気づきました。
でもすぐに、「30代で今さら夢なんて追っていいの?」と、心の声が止めにきました。
周りからの目もきになるし、、、それでもほんの少しだけ、期待してみたくなった。
この記事は、そんな私が「好きなこと」を仕事にしていくまでの、小さな一歩の記録です。
もしあなたもモヤモヤを抱えているなら、読んでみてください!
2.「夢を追う=リスク」じゃない?現実的に考えたネイリストという選択肢
3.やってみてわかった、「不安の正体」と「想像以上のやりがい」
4.まとめ
20代の頃は、安定していることが何より大事だと思っていました。
正社員で働いて、毎月お給料が入ってくる。社会的にも「ちゃんとしてるね」と言われる生活。
でも、30代に入った頃から、ふと立ち止まる瞬間が増えてきたんです。
「このまま定年まで続けるの?」「本当にやりたいことって何だっけ?」そんな問いが、頭から離れなくなりました。
毎日同じことの繰り返し。刺激もなく、心が動かない。それでも「贅沢な悩みだ」と自分に言い聞かせていたけれど、内側にあるモヤモヤは大きくなるばかりでした。
そしてある日、何気なくSNSで見たネイル動画に心を奪われました。「ああ、私これ好きだ」と素直に思えたんです。それが、私の気持ちに火をつけるきっかけでした。
「好きなことを仕事にする」って、なんだか無責任な響きがあると思っていました。
特に30代になると、収入や将来への不安がつきまとうからこそ、夢を語るのは勇気がいる。
でも、調べていくうちにネイリストの仕事は、単なる「夢」ではなく、しっかりと現実と向き合える選択肢だと知りました。
スクールで技術を学び、資格を取得し、実務経験を積んで独立も目指せる。
フリーランスネイリストとして働けば、働き方も自分で選べる。
そして何より、年齢を理由に諦める人が多いからこそ、30代での挑戦には価値があると思いました。もちろん簡単な道ではない。でも、「どうせ無理」と決めつけていたのは、自分自身だったことに気づいてしまったんです。
実際にネイルスクールに通い始めた時、正直、怖かったです。
周りは20代が多くて、「浮かないかな」とか、「今さらって思われないかな」とか、いろんな不安がありました。でも一歩踏み出してみたら、思ったより年齢の壁は感じなかったし、何より自分が楽しんでいる実感がありました。
練習を重ねて技術が上がっていくたびに、自己肯定感も育っていった気がします。
ネイルモデルさんに「ありがとう」と言ってもらえた瞬間は、想像していた以上のやりがいを感じました。
もちろん、収入面での不安がゼロになったわけではないけれど、「好き」をベースにして働くって、心の充実度が全然違います。
やってみないと見えない景色って、本当にあるんだなと身をもって実感しました。
もっと早く始めていればよかった・・・と思うこと、誰にでもあります。でも、本当に大切なのは、「今の自分がどうしたいか」。
30代だからこそ見えてくる現実や責任がある一方で、今の自分だからこそ選べる道もあります。
ネイリストという仕事は、決してキラキラした夢物語ではなく、地に足のついた専門職。
しっかりと技術を学び、努力を重ねれば、年齢に関係なく活躍できるフィールドがあります。不安があるのは当然です。でもその不安の中に、「本当はこうしたい」という本音が隠れているなら、それを無視するのはもったいない。
30代からでも遅くなんてない。むしろ今こそ、自分の人生を自分で選び直せる絶好のタイミングだと思います。
コメント